検査サービスについて
先天性代謝異常症の検査について
ただ一回の尿検査で、72時間以内に160種類以上の先天性代謝異常症の検査ができる臨床検査サービスです。
1970年代元金沢医科大学松本勇教授より、日本でいち早く有機酸血症のスクリーニングスタートした経験を生かし、1997年より検査サービスの提供を開始いたしました。
どなたでも採取がしやすく、体の中の情報が最も多く含まれている尿を検体として用いますので、採血のような痛みや、感染症の危険が全くありません。
病気の診断に使用する検査として、また病態研究のために使用する研究手法としてもご利用できます。
ミルスインターナショナルの検査技術
当施設は、日本先天代謝異常学会精密検査施設一覧に登録されており、関東地区において代謝異常症全般を対応できる唯一の登録衛生検査所です。 ほかの施設で実施しています有機酸検査より対応代謝疾患の種類が多く、幅広く検査を行い、迅速に結果を報告いたします。
検査実績
日本のみならず、アジアにおいて、最も幅広い人種の代謝異常症データベースと検体試料を所有しています。
利用者地域
- 日本
- インド
- タイ
- 中国
- 香港
- シンガポール
- インドネシア
- スリランカ
- マレーシア
- フィリピン
- 台湾
検査件数
- 566013 尿
- 209790 濾紙血
検査で発見した患者
- 41500 人以上
診断した疾病
- 110 種
過去23年間検査業績による
検査の精度管理
当施設の先天性代謝異常症検査の精度保証として、ヨーロッパとアメリカが主催している国際精度管理項目に参加しています。
- ・ERNDIM
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2006年より、最も評価の高い国際的な認証機関ERNDIM(European Research Network for evaluation and improvement of screening, Diagnosis and treatment of Inherited disorders of Metabolism)の外部評価プログラムに参加し、毎回合格証を得ています。
2023年度参加合格認定書 - ・CAP
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2019年より、アメリカ病理学会CAP(College of American Pathologists)の biochemical genetics surveyに年2回参加し、毎回合格証を得ています。
2023年度参加合格認定書 - ・日臨技臨床検査精度管理調査
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日本国内では、日本臨床衛生検査技師会の臨床検査精度管理調査に毎年参加しています。
2024年度参加証書
検査を利用している主な医療機関
日本国内において、代謝異常症の診療と研究を実施されている大学・病院の専門家の先生方が多数利用中です。